血糖値が高いって言われたけど、何も症状がないから大丈夫?

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日常生活で何も自覚症状がないと、問題視することなく「まだ大丈夫だろう」とたかをくくって見逃してしまいがちですが、血糖値が高いということは様々な弊害があります。代表的なものは糖尿病です。
加齢とともに病気でなくても体には変化が起こります。加齢による変化なのか病気の症状であるのか、ゆっくりとした変化であれば注意しなければ気付かないことも多いです。
2型糖尿病の症状は、いつもより空腹感が強い。異常に喉が乾く。夜に尿の回数が増えた。尿量が増えた。疲れやすい。眠気を感じる。目がかすむ。傷の治りが遅い。皮膚の乾燥やかゆみがある。ダイエットもしていないのに体重が減ってきた。手先や指先が冷える。便秘や下痢を繰り返す。立ちくらみがある。風邪などをひきやすくなった。性欲の減退などです。
軽い症状だと季節的なものや加齢によるものと思っていて、病院などでこのようなことがあるかどうか聞かれて初めてこれらが病気の症状であると気づく方も少なくないのではないでしょうか。

糖尿病と診断されれば食事や運動をはじめ、内服やインスリンの自己注射などの制限がかかってきます。
それは糖尿病が進行してしまうと神経障害や網膜症、腎症の糖尿病性三大合併症と言われるものから脳卒中や心筋梗塞などの疾患にもつながってきます。糖尿病患者は健康な人と比べると脳卒中や心疾患を発症するリスクはおよそ3倍に跳ね上がります。

糖尿病は自覚症状が出るまでに10年や20年と長い時間がかかる場合もあります。症状がないからといって治療を受けなかったり治療を中断して放置してしまうと、合併症が発症・進行し日常生活へ大きな制限がかけられてしまうかもしれません。糖尿病は完治することのない病気です。血糖値が高いと健康診断などで指摘されたり、軽度でも自覚症状が表れた場合は一度病院でしっかりと検査してもらったほうが良いかもしれません。
糖尿病や糖尿病性合併症を発症してしまう前に、日常生活を見直し血糖コントロールに勤めたほうが健康に長い間生活できるでしょう。